1000億「錠」市場になるジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品の市場規模は1兆円規模まで拡大することはニュースにもなっています。

特に日本ジェネリック製薬協会( http://www.jga.gr.jp/)が発……です。

では、数量となる医薬品の生産能力でのシェアはどなっているのか?

今回は、「錠」を作れる生産能力を調べてみました。

ジェネリックNo.1売上の日医工の生産能力は?

現在2017年、7つの生産拠点を持っています(富山第一工場、富山第二工場、愛知工場、北海道工場、山形工場、静岡工場、埼玉工場)。特に静岡工場は2014年アステラス製薬から買収し、改築を行ったりしています。

すべての工場の生産能力を合わせると、2018年度は「185億錠」の生産計画を立てています。2020年に向けてさらに生産能力の工場を行っていくでしょう。またそのスピード感は特に日医工は早いように感じます。

2番手の沢井製薬の生産能力は?

ジェネリック業界を牽引してきた沢井製薬ですが、近年は日医工の2番手を常に追随しています。この1~2年の間にどういった巻き返しが図れるに注目が集まります。

現状は100億錠の生産体制を持っていますが、2018年度は155億円体制まで引き上げ、2021年度3月までに200億錠体制を構築することを計画しています。

仮に200億錠が可能であれば、ジェネリック市場が1000億錠ということなので、GEシェアが20%をカバーすることになります。計画だけを見ると日医工を上回ることになります。

1,2歩と遅れを取り始めている東和薬品の生産能力は?

元々業界内ではメーカー直販制を引き、独自路線を走ってきましたが、日医工、沢井製薬との売上が年々広がり、終に卸販路を解禁しました。これにより売上は大きく拡大すると予想されていますが、既にゾロゾロメーカーの渋滞が起こっているので、卸の推奨を得られることができるのでしょうか疑問に思うところもあります。

生産計画では2018年度に140億錠を予定。新工場も増築させていく計画です。特に設備投資の見直しを掲げたことで今までにない大きな投資を行っていくようです。

日医工、沢井、東和を合わせると生産能力は2018年度で480億錠

日医工185億錠+沢井製薬155億錠+東和薬品140億錠=480億錠。3社で今後のジェネリック市場のおよそ50%をカバーすることになります。

3社以外にも多くのジェネリックメーカーがあるにも関わらずある程度市場が固まってきた状況を見ると、今後は上位メーカーが下位メーカーの買収や統合が行われ業界内の再編は間違いなく行われのではないでしょうか。

毎年の薬価改定が行われれば、業界内の人材が不要になり、MRも実力のある人だけが残る世界になっていくのでしょう。特にジェネリックMRはいるのか?という議論もされています。

5年以内にはかなり今とは違う風景に様変わりしていそうです。

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