クロピドグレル適応追加はすべてのメーカーではなかった?本当に?
クロピドグレル プラビックスのジェネリック承認状況 2015年6月収載予定
市場規模は某MRさんから聞いた話です。PCIでの市場が拡大を続けているようなので今はシェアがあるかもしれませんが、ざっくりしたイメージで捉えていただければと思います。サノフィが企業としてかなりダメージを受けることはもちろん、AGとして発売している日医工=サノフィのSANIKも後続GEメーカーの追随をいかに防衛できるか、混沌とする話が続きそうですね。SANIKはジェネリックとはいえ、AGの分類だからか、強気の価格交渉が続きました。こいうタイミングなら価格交渉はできるのでしょうかね。日医工のMRさんはどこにいるのかわかりませんがそういう話が続くでしょうからMRもどこかに隠れているかもですね。
市場規模 | プラビックス錠 | クロピドグレル錠 | ||
薬価ベース | 1200億円以上 | サノフィ | SANIK(AG) | その他 |
効能・効果 | ||||
虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制 | 40% | ○ | ○ | ○ |
経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞 | 50% | ○ | ○ | ×→○
(2015年10月適応追加予定) |
末梢動脈疾患(PAD)における血栓・塞栓形成の抑制 | 10% | ○ | × | × |
一部シートを並べてみました。プラビックスとAGを含む5社でシートを比べてみると青っぽさは共通していても雰囲気はどれも違いますね。患者さんに抵抗感を覚えないシートであるべきだとは思いますが、たまにどうしてこんなシートデザインになったのか、疑問に感じるメーカーもあるので、そういう意味ではまだ各社ポイントは押さえるようになっただけマシになったのかもね。