前回、マイスリー、パキシル、ニューロタンの
ジェネリック医薬品発売予定メーカーの一覧を掲載しました。
・マイスリー (アステラス) 後発品を承認した製薬メーカーは35社
・パキシル (グラクソ・スミスクライン) 後発品を承認した製薬メーカーは30社
・ニューロタン (MSD) 後発品を承認した製薬メーカーは35社
上記3点に見劣りしない商品の後発品が発売予定しています。。。
皆さんもすでにお耳にしていると方も多いかとは思いますが、
日本初のオーソライズド・ジェネリック(AG)として、
「アレグラ錠30mg、60mg」のジェネリック医薬品が
日医工サノフィとして、
2012年5月に発売する可能性があるといわれています。
■アレグラ錠30mg、60mg(フェキソフェナジン塩酸塩錠)ジェネリック医薬品承認
もともと今回の2012年2月に承認を取るのか、取らないのか、その動向が注目されていました。
またその後も本当に承認を取っても、販売するのか、しないのか?
意外と煮え切らない反応というべきなのか、戦略的にいわないのか、、、
現時点ではあまりその辺の情報はいってきていません。
でも、承認したということは=販売とみていいですよね。。。
また、先ほどからでてくる「オーソライズド・ジェネリック(AG)」とは、
先発メーカーが子会社や提携企業に販売権を与え、
他の後発品メーカーよりも先行に販売をさせ、
先発メーカーの利益を守るという思惑があります。
ただ、ここでAGをスタートさせることは、日本では初であり、
日本の薬価制度、薬価政策状、本当に有利に働くかどうか
まだまだ国内では見定めが必要だともいわれています。
先行独占できる日医工は、願ったりかなったりな話でしょうし、
サノフィ側からすれば、きちんとシェアを日医工が取ってくれるか不安があるでしょうね。
吉とでるか、凶とでるか、楽しみですね。
フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「SANIK」 日医工サノフィ・アベンティス株式会社
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「SANIK」 日医工サノフィ・アベンティス株式会社