とある業者のMSさんが退職を考えている・・・・
MSとは年度末などでは価格調整なので揉めることもあれば、商品の流通で助け合いもしながら、共存共栄していくべき関係性と私なんかは勝手に考えている。
特にMSさんは、私にとっては貴重な業界の情報源だったり、近隣の医療機関の変化を探るスパイとして大活躍してくれるMSさんですが、そんな中たいへん重宝しているMSさんの一人が退職を考えていると打ち明けられました。
MSの担当期間といえば、常にコロコロと代わる医薬品卸会社もありますし、いつもならそんなに気にもしないところでしたが、今回は個人的にはちょっと痛いな~と正直なところ思っています。
優秀かつ気の合うMSさんは10年に1人いればいいかも
おそらく皆さんも共感を得てもらえると思いますが、優秀なMSは一握りはいると思いますが、優秀かつ気の合うMSさんというのは、本当にいない。
優秀がついてくれると、やっぱり価格の優勢や条件も持ってきてくれるのは当たり前で、さらにその他情報も早い、特に品切れといった場合他の薬局で入らないときでもきちんとこちらにまわしてくれている意図がよくわかる。(もちろん足りなくなることもありますけどね。)
また気の合ったことで相手も少し怠慢な影はでてくる場合もあるけれど、これ以上の甘えは良かったり、悪かったりというのは人それぞれ違うと思うけど、その辺りの感覚を理解してくれるMSはそうそういない(だいたいのMSが身勝手なんですよね。。)
なかなか気の合う人はいないですね。これってたぶん年齢とかではなく、営業の才能のウエイトが大きいのでしょうね。
おそらく退職だろう
ちなみに退職を考えている彼は一応30代で、会社の勉強会と名打って出張もこなしている。勤めている会社からもそれなりに信頼を得て、そこそこ有望な存在なのではないかと感じていた。
しかし、彼の中では来年以降の医療改正によってかなり医薬品卸の吸収合併が進むと考えている様子です。特に吸収する側であれば今まで通りであったり可能性では今まで以上に良いこともあるかもしれません。逆に吸収される側の企業となればリストラ策は進むでしょう。そうなる予感、その危機感だけなのでしょうね。
彼は退職という選択を決めていると思います。結婚をしていない強みですともいっていました。
でも30代すぎて、今から新しい職業へ転職をするということはかなり難しいのではないかと傍目からは見えてしまいます。
どうか彼が医療業界、医薬品業界、もしくはMRぐらいになってくれれば嬉しいのだけど、、、ちょっと黄昏ながら書き綴ってしまいました。
コメント
医薬品卸会社
同じ製品(医薬品)を競合多数で販売していくビジネスには限界があるでしょう。
賢明だと思います。