米FDA諮問委 初のエイズ予防薬認可を勧告

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米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は10日、HIV治療薬「ツルバダ(Truvada)」の認可をFDAに勧告した。これに基づき、FDAは6月15日に認可する事となる。HIV予防薬として認可されるのは歴史上初めて。

「ツルバダ」は、ギリアド·サイエンシズ社(Gilead Sciences Inc)が開発。2004年に他の薬との併用を条件にHIV治療薬として承認された。現在世界最大のシェアで、年間約14000ドル分が市場に出回っている。

予防薬として利用する場合は、パートナーがHIV感染者など感染リスクの高い人が対象となる。ゲイやバイセクシャルの男性を対象にした場合、感染リスクが44%減、異性愛カップルの場合、73%減との数字が発表されている。また毎日服用すれば90%の確率で感染を予防できるが、不定期だと44%に落ちるなどのデータもある。

これまで、エイズ問題において、HIV予防薬は待ち望まれていた薬だ。これを期にHIV予防薬の開発、研究が積極的に行われる事を期待しての認可ともみてとれる。また一方がHIV感染者の子どもがほしいカップルなどにとっては、待ち望んでいたニュースであろう。

しかし一方では、女性を対象にしたツルバダのHIV感染予防のデータが少なく不十分だとする指摘や、コンドームの利用率が下がり、結果としてHIVの予防に繋がらないのではないかという懸念もあり、今後の行方が注目される。

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