沢井製薬のホームページにて今年6月に発売承認状況が発表されました。
薬効分類名 | 製品名 | 先発品名 |
抗血小板剤 | クロピドグレル錠25,50,70mg「サワイ」 | プラビックス=サノフィ |
前立腺肥大症に伴う 排尿障害改善剤 |
ナフトピジルOD錠25,50,75mg「サワイ」 | フリバス=旭化成 |
アロマターゼ阻害剤 閉経後乳癌治療剤 |
レトロゾール錠2.5mg「サワイ」 | フェマーラ=ノバルティス=中外 |
代謝拮抗剤 | エスエーワン®配合顆粒T20、T25 | ティーエスワン=大塚 |
潰瘍性大腸炎治療剤 | メサラジン腸溶錠400mg「サワイ」 | アサコール=ゼリア |
抗悪性腫瘍剤 | オキサリプラチン点滴静注液200mg「サワイ」 | エルプラット=ヤクルト |
超大型商品プラビックス
国内市場だけで1000億円を超えるプラビックスの後発品はもちろん沢井製薬だけはなく、
今回も多くのジェネリックメーカー、新薬ジェネリックなどがゾロゾロと発売し、
承認数された数は合計で32社にのぼります。
さらに以前から、サノフィとの提携を進めていた日医工がプラビックのAGの発売も決定しました。
今回特にプラビックスの後発には先発との適応相違があるという話も噂されているので、
おそらく日医工のジェネリックを選ぶところがかなり増えるのではないでしょうか。
いずれにしろ価格競争は自然と激化する流れは間違いないでしょうね。
あと、ちなみにフリバスの売上高2013年度で142億円。
プラビックスの市場の大きさがはんぱないですね。