アトルバスタチンなどの2011年11月追補収載予定として各メーカーHPにて発表しました。
その中でも、アトルバスタチンを発売予定しているメーカーは
東和薬品
沢井製薬
サンド
エルメットエーザイ
小林化工
(順不同)
の上記、5社となっていますが、
現段階では、東和薬品と沢井製薬の2社しか、
アトルバスタチンの情報はまだでておりませんでした。
・東和薬品 医療関係者向けページ
http://di.towayakuhin.co.jp/me……index.html
・2011.11追補収載一覧
http://di.towayakuhin.co.jp/me……lease.html
・沢井製薬 医療関係者向けページ
http://med.sawai.co.jp/index.php
・2011.11追補収載一覧
http://med.sawai.co.jp/newproducts.php
とりあえず、両者のシートと、先発のリピトール錠5mg、10mgを
今回、特に東和薬品のシートは見やすい雰囲気ですね。
以前は、ジェネリックのシートといえばどの医薬品も同じに見えましたが、
だいぶ改善されつつありますね。
逆に、先発医薬品といわれるもので、悪いものが目立ち始めていることも多い。
特に、古い先発医薬品のシートや錠剤の改良はほとんどされていない。
長期収載されて、利益がずいぶんと確保されてきて、
今もなお、使用されている薬だからこそ、メーカーの努力義務ってあるんじゃないでしょうか?
ちょっと話がそれてしましましたが、
アトルバスタチン=リピトール錠のジェネリックの期待値はすごく高いので、
残りの3社(サンド・エルメットエーザイ・小林化工)にもシートや錠剤
その辺の情報は気になりますね。
採用件数+売り上げともに、AAA(トリプルA)クラスの発売に対して、
メーカーや広域医薬品卸問屋がどういう立ち回りをこなしてくるのか
意外とリピトールを納品している卸問屋が、ほかの卸問屋に採られるぐらいなら
自ら動き始めるということも、ありうるでしょうね。
「医薬品の大手卸問屋のジェネリック医薬品の動き」
「調剤薬局のジェネリック採用率」
「大手先発メーカーのジェネリック発売戦略」
※今回当てはまるのは、エルメットエーザイのみ
「外資系ジェネリックの戦略」
※サンドのみ
大きく分けて、この5点ぐらいが今のジェネリック医薬品の焦点ではないでしょうか?
このアトルバスタチンではどのような動きが見せれるか楽しみですね。
-投資家さん向け-
沢井製薬・東和薬品とも6月のピオグリタゾン(アクトス)では、
そこまでいい売り上げは作れなかったと思いますが、
今回のリピトールのジェネリックは、アクトスやアリセプトのように各社が乱立して発売するわけではないので、
かなり期待はできるでしょう。
ただ、ジェネリックメーカーの場合、工場のマンパワー力に差があります。
今回の需要をどこまで読みきっているか、その辺にかなり不安はあると思います。
単純にいえば、商品さえあれば、ほっといても売れるだろう。
でも、たくさん作りすぎて、薬価改正を目の前にして、価値を損なってしまう。
このあたりは、経営陣がどこまで予想できるかですね。
供給を失敗し、販売を停止せざるえないような自体になってもおかしくないでしょう。
ともかくにも、商品がないと売ることができないから、余剰在庫は仕方がないというところですね。