「緊急医療情報キット」配布 緊急時の対応に有効 取手市

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取手市は7日、65歳以上の1人暮らしの高齢者や障害者が、かかりつけの医療機関や持病、服薬内容など緊急時に必要な医療情報が迅速に分かる「緊急医療情報キット」を消防本部や市内の医療機関と連携し、配布することを決めた。取手市には、65歳以上の1人暮らしの高齢者と障害者は約2200世帯いる。

「緊急医療情報キット」は、直径7cm、長さ22cmのプラスチック容器で、緊急連絡先、かかりつけの医療機関、持病、服用中の医薬品、血液型など救急医療に必要な情報を書いた用紙や健康保険証の写しなどを入れ冷蔵庫に保管する。また玄関ドア内側と冷蔵庫外側の扉にキットが冷蔵庫にある事を示すステッカーを表示。かけつけた救急隊員がすぐに確認できるようになっており、隊員がデータを見て迅速に対応に当たる事が出来る。

「JAとりで総合医療センター」ではすでに試験的に5月中旬から65歳以上の独居高齢者が退院時に配布しているが、好評のため、他の医療機関からも問い合わせがあったという。

「緊急医療情報キット」は、2008年4月に、アメリカの緊急医療現場で役立っていたこのキットを明治学院大社会学部の岡本多喜子教授が提案し、東京都港区が国内で初めて導入した。非常に好評で、日本国中で普及しはじめており、キットのおかげで、迅速な処置がされ実際に一命をとりとめた事例が何件か報告されている。しかし、有効なキットではあるが、未だ認知度は低く、どのように高齢者や障害者に告知していくかが今後の課題となっている。

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